Wikiversity:投稿ブロックの方針
投稿ブロックとは、アカウントまたはIPアドレスからウィキバーシティ日本語版への投稿を禁止する機能のことです。用務員などの上位権限を有する利用者がブロックされた場合、一部の権限は利用できなくなります。
投稿ブロックは用務員の権限を持つ利用者がこれを行うことができます。投稿ブロックが行使される際、用務員は期限を設定します。自動的に解除しない(無期限)設定も可能です。一般利用者が投稿ブロックを依頼する場合は伝言板に依頼を書き込んでください。
投稿ブロックする前に
編集投稿ブロックの依頼を行う前に対話を試みてください。対話は簡潔かつ具体的に説明することから始めます。これによりブロック理由が消滅するなら、投稿ブロックはされるべきではありません。投稿ブロックは誠意を持った議論が行われた後、解決策を講じた後に行使されるべきなのです。ただし、スパムや荒らしについては検討の余地なしに直ちにブロックされることがあります。
投稿ブロックを検討する際には以下の注意事項があります。これは依頼を行う利用者も守るべき注意です。
- 予防的な投稿ブロックはしてはならない。投稿ブロックは継続的な行動を抑止するための方法です。
- 投稿ブロックは懲罰であってはならない。罰則としての投稿ブロックは行ってはなりません。
- 投稿ブロック依頼を提出した場合、その利用者に対して通知を行わなければならない。
- 投稿ブロックを行使する際に公平な判断に基づいているか。当事者となった管理者は別の管理者にその判断を委ねるべきです。
- 広域ブロックを行った場合は影響範囲を考慮し、IPアドレスに対してブロックした場合はその期間を考慮する必要がある。投稿ブロックの影響下にある無実のユーザを考えるべきです。
投稿ブロックの理由
編集投稿ブロックするべきか判断できない場合、またはブロックが異常であった場合は議論する必要があります。
投稿ブロックを行う理由は一般的には次のようなものがあります。
- 法的な脅迫を行う、または危害を加えると脅迫する。(法的に訴える、殴るぞと脅迫を行うこと)
- 本人の同意なしに個人情報を暴露する。(プライバシーの侵害)
- 著作権の侵害を行う、またはそれを繰り返す。
- 特定の人物や企業などへの誹謗・中傷。
- 継続的な嫌がらせ、個人攻撃をやめない。
- 不適切な利用者名を使用している。(意図的ではない場合、利用者名変更が認められます)
- スパム投稿を繰り返す。(他のプロジェクトでも同様の行為をしている場合も含む)
- 教育者または学習者のへ商用利用が目的の宣伝。
- 不正行為のために取得された多重アカウント。(投稿ブロック破りも含む)
- 共有アカウント。
- ボットの誤動作。
- コミュニティの合意に反する行動をし続ける。
- ある権限の失効を回避するためだけの行動。
- 過度な編集を繰り返す、または編集・移動合戦。(スリー・リバート・ルールなど)
- プロキシサーバーを経由して投稿されるIPアドレス。
投稿ブロックの解除
編集投稿ブロックはウィキバーシティで求められる使命に一致している場合に解除されるべきです。ウィキバーシティとは何かを理解し、適切に参加することに同意したなら解除されます。投稿ブロックされた利用者はウィキバーシティへの復帰を望むなら、ブロックされた理由を理解し、ウィキバーシティの使命について行動を改めて適切に参加ができるというプレゼンテーションを行うことができます。このプレゼンテーションは、あなたの会話ページで行うことができます。そのプレゼンテーションによって、用務員はブロックの解除を検討します。投稿ブロックの理由が不明な場合、用務員への説明を求めることもできますが、権限を行使した用務員はこれに答える義務はありません。また、全ての用務員がブロック解除の申し立てを却下する権利があります。別の用務員がブロック理由を不服としてブロックの解除を行う場合は、あらかじめ権限を行使した用務員と連絡を取り合ってください。その上で解除が妥当であれば、別の用務員が投稿ブロックを解除します。
コミュニティは投稿ブロックの状況を確認し、質疑応答を行うことができます。ブロック解除依頼の議論がある場合、それに賛否を寄せることもできます。コミュニティは投稿ブロックに対して問題があると感じた場合、その投稿ブロックの見直しを要求することができます。
コミュニティが合意した投稿ブロックの解除については、先行して合意された投稿ブロックの議論を明確に提示する必要があります。また、投稿ブロックしている理由が消滅した場合も投稿ブロックは解除されるべきです。
投稿ブロックの期限
編集用務員は投稿ブロックを行使する場合、期限を設定する必要があります。短期間のブロックから中・長期的ブロック、無期限ブロックです。
一般的にクールダウンや方針の確認期間は比較的短期間のブロックで設定されます。ほか、継続的な荒らしや同じ行為を繰り返すなどで、長期的なブロックを行ったり、無期限ブロックをすることがあります。一時的に投稿を止め、案内を行う場合にもごく短期間の投稿ブロックが行われることがあります。
この中で無期限ブロックは追放(BAN)ではないことに注意してください。無期限ブロックされた利用者は、ブロックの解除を求めることができ、十分に検討がなされ問題がないと判断されると投稿ブロックが解除されます。
継続的な荒らしは無期限でブロックされます。特に多重アカウントを用いている場合は検討の余地なしでブロックされます。
IPアドレスに対しての投稿ブロック
編集IPアドレス(非ログインユーザー)に関してもアカウントユーザと同様に投稿ブロックを行います。ただし、IPアドレスへのブロックは基本的に無期限では行いませんが、継続的な荒らしがある場合はその限りではありません。IPアドレスのうち、プロキシサーバーを通じて投稿しているものについては投稿ブロックによる規制が行われます。
IPアドレスは匿名性が高いものですが、同一ユーザであっても一定期間でアドレスが変わる、可変IPアドレスである場合が多いため、時として広域ブロック(レンジブロック)を行う場合があります。広域ブロックに対しては無期限ブロックを原則として行いません。何らかの理由があり、中・長期的なブロックがされる場合があります。
もし、ログインせずIPアドレスで編集しようとした際に身に覚えのない投稿ブロックがされている場合、理由を確認してください。異議がある場合は申し立てを行うことができます。アカウントの作成が禁止されていない場合、アカウントを作成してアカウントユーザとなることで、この問題を回避することができます。
広域ブロック
編集広域ブロックはIPアドレスを範囲ごとに指定してブロックするものです。この方法でブロックを行うと、その範囲内に含まれるIPアドレスとしての編集は行うことができなくなります。
広域ブロックを実施する場合、その範囲が最小になるように設定されるべきです。しかし、実際には多くのアドレスが巻き込まれる可能性は否定できません。
広域ブロックに巻き込まれてしまったら、次のことを検討してください。
- アカウントの作成ができる場合、アカウントを取得する
- 自身が加入しているプロバイダへ通報し、対処してもらう(ブロック事由の除去)
- ブロック範囲の見直しの検討(範囲計算をしなおして、適正範囲を確認)
- 期限に定めのある場合は解除を待つ
最も効果的なのはアカウントの取得ですが、ログインをせずに投稿したい場合はプロバイダへの通報が有効でしょう。ブロックの見直しでは、見直した範囲内に自身が含まれる場合は解除されない可能性が高いからです。用務員はプロバイダへの通報や報告は義務ではありません。また、継続的な荒らしの場合、ブロックの自動解除が行われた後に再度ブロックされる可能性もあります。
関連項目
編集- 特別:Log/block - 最近の投稿ブロックとその解除のログ
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