目次

  1. 概要
  2. 特徴
    1. 科学性と非科学性(脱科学性)
    2. 数理的理論
    3. 実験・実証
    4. 政策
    5. 経済学の対象
  3. 経済学と経営学
  4. 歴史
    1. 重商主義学説
    2. 重農主義学説
    3. イギリス古典派経済学
    4. マルクスによる批判と経済学の分裂
    5. 近代経済学
    6. マルクス経済学
    7. 現代
  5. 論争
  6. 学派
  7. 分野
    1. 理論
    2. 実証
    3. 応用
    4. 学際
    5. 思想史
  8. 経済学における主な用語・概念
  9. 脚注
  10. 引用文献
  11. 関連項目
  12. 外部リンク

読了時最終更新 2019年7月22日 (月) 23:02 (日時はUTC)。

感想・コメント

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経済学全体の概観、概要ですね…。成程と思う部分は多かったけど、一つだけここで書いておきたいことは、マルクス経済学の剰余価値説について。ここでは、「資本主義経済の諸法則も諸概念も不変のものではなく、生成・発展・消滅する過程にあるものとしてとらえ、資本家は労働力に支払った以上の価値を労働力から取り出すという剰余価値説」と、書いてあるけど、これって、労働に対する対価以上の価値を、資本家は取り出すという主張ですよね…。つまり、資本家の労働者に対する搾取、不当行為という議論につながっていくんだと思うけど…。

現実にそういう要素,事実はあると思うけど、経済学の議論、理論としてそういう主張を第一にするというのは、少し疑問があるんです…。近代の社会主義国家を取り巻く一連の歴史については、大きな意味があったしあると思うけど、剰余価値説(と言っても今現在の時点でそれほど理解しているわけではない、今後の学習課題ではあります…)のような主張を第一に経済を語るよりは、むしろ私自身もここで何度か書いていますが、数理的な保存則で経済を考えるのがいいんじゃあないかなーと、思うのです。

保存則というのは、一番典型的なのは物理学のエネルギー保存則ですが、経済で語るときは、世界全体のお金の量って一定じゃあないの?という主張です。資本家たちが自己の資本をもとに生産活動を繰り返すとして,投入した資金より大きな売り上げを全員が得るのは不可能ではないでしょうか。一方が資本を増やせば一方の資本は減る。そういう保存関係はあると思います。むしろ全員が資本を増やすことを目指すという発想自体が、剰余価値の問題やそれこそ搾取や様々な人間的悪徳を生み出す原因になっているように思います。

むしろ資本家が資本を投入して企業を構成し、社会の生産インフラを維持するというのは、利益を得るためではなく、社会貢献、社会奉仕ではないでしょうか。ここでは資本は利益を得るための基盤ではなく、現状維持を繰り返したうえで、社会的生産という重要事を将来にわたって維持するための基本になるものだと思います。つまり、昔よく「慈善事業じゃあねえんだ。」というセリフがありましたが、むしろ社会に資本を投入して企業、生産活動を維持することは、事実上は慈善事業なんじゃあないの?っていう主張です。

仮に資本家にうまみ、利益があるとすれば、自分自身の労働対価を割と高く設定できる、と、いう事だと思います。微妙な議論ですし、そもそも現状の資本の根拠って何だろう?という疑問もありますが、自身の資金を奉仕として社会生産のために提供している以上、そういう利益を得ることは許容されるように思います。

結局一周回って、大した視点も発想も出さなかったような気はしますが、この項目を読んで、なんとなくこういうようなことを考えました…。-- Honooo (トーク) 2019年8月25日 (日) 11:33 (UTC)