「Topic:微分積分学/研究」の版間の差分

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とりあえず記述。
 
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== 変分法について ==
== 曲線の集団は曲面と見なすべきかも? ==
以下の理論は、変分法を意識した仮説(かも?)である。
 
=== 曲線の集団は曲面と見なすべきかも? ===
 たとえば、曲線族 (曲線の集まりのことを曲線族という)
:y(x) = Cx (Cは任意定数) ・・・①
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三次間数の集合でも同類の議論ができて、一変数の関数の集合を二変数関数とみなすこともできる。
また、任意定数が2つ以上の場合も、同様の議論によって、一変数関数の集合を、他変数関数とみなせる。
 
=== 変分法を意識して、作用素を仮定 ===
グラフ上で関数 y(x)の形を動かして、別の形の関数を作ることを考える。
形を変えて新しく作った関数を Ny とかくことにする。このとき、関数の形を変える作用素を N とおく。
 たとえば 
y=2x を変形させて y=x-5 という関数を作った場合は、
:Ny=x-5 と書くする。
 
この場合の変動量は Ny-y である。これを
:(N-1)y
書くとしよう。
 
y=2x から y=x-5 への変形の場合、変動量の計算には、代入をすればいいだけである。
:Ny-y=(x-5)-(2x)=-3x+5
なので、つまりyを -3x+5 だけ動かせば、Nyをつくれる。この関数を動かした量、Ny-y を δyとおくことにする。
 
つまり、定義より 
:δ=N-1
である。
 
いっぽう、 y=2xを微分すれば、y´=2
 
Ny を微分すれば、この問題でのNy=x-5 の条件の場合、
:<math> \frac{\partial (Ny)}{\partial x} = \frac{\partial }{\partial x}(-x+5)=1</math>
このとき、導関数は
:(Ny)´ -y´=-1-2=-3
よって導関数はy´から-3だけ動いたことになる。 
このとき、D(Ny)とは、
:y=2x に N を作用させ、変化させた新関数 Ny =-x+5 を(x、y)平面上で作ってから、
Dで微分して、
微分されたD(Ny)=(-x+5)´= -1を、(x、y´)上に持ってきたものである。
 
ここで、仮に、 
:DNy=NDy 
:にするためには、どう設定すればよいか。
 
NDyの意味を考えると、これは、
微分と新関数作成の順序を変えてみて、
yを微分したDy=y´=(2x)´=2 を(x、y´)グラフ上に持ってきて、
この(x、y´)上の関数 Dy に Nを作用させて、
:N(Dy)=-1 を得たものとも見ることができる。
つまり、関数yの導関数y´を変化させるとき、yを変化させずに y´ だけ動かすことは、普通はできないから、(x、y´)上の変化は、(x、y)平面上の変化と
:DN=ND の関係で結ばれるとすればよいのである。
 
 
ともかく、作用素Nと微分作用素Dが、可換だとする。つまり、DN=NDだとする。 このとき δ=N-1 と D も可換である。実際に
:D(δy) = D(N-1)y = DNy - Dy = NDy - Dy 
:=(N-1)Dy = δDy
よって
: Dδ = δD
 
:(説明、おわり)
 
(・・・という事らしい。昔、自分が書いた自主レポート(未発表)を元にしてるので、詳しいアイデアは忘れた。)