「教育におけるジェンダー」の版間の差分

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'''名簿・制服'''<br />
 学校におけるジェンダー問題として、「公式のカリキュラム」に対して「かくれた(かくされた)カリキュラムhidden curriculum」と呼ばれるものがある。例えば、クラス名簿などである。このような要素は、男女がはっきりと違うものであることを強調しているものと捉える考え方がある。大きな混乱もなく男女混合名簿などを用いている学校も存在するため、必ずしもあるべきシステムだと言い切るのは難しい。席替えにしても、男女が隣同士になるレイアウトは変わらず、入学式や卒業式に男女がペアになって入場する学校は現在でもある。
 また、制服も男女差を表すものであると考えられる。昔から使われ続け現在でもある程度普及しているものとして学ランとセーラー服がある。学ランは陸軍の軍服を元に、セーラー服は海軍の制服を元に男女異なる学校のため作られたという歴史的背景がある。しかし、現代では差を付ける必然性もないため近年男女差が比較的少ないブレザーを制服とする学校も増えている。しかし、多くの学校では下に履くのは女子生徒はスカート男子生徒はズボンとしている。男子のスカート姿は現代日本では一般的ではないが、女子のズボン姿は広く普及している。それにも関わらず、女子はスカートと決まっているのはなぜなかという、決まった型があるジェンダーの問題がげられる。