実際に作曲してみる

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 教科書にあることを参考に読んでください。

そして、歌ってみましょう。歌詞は、「雨にも負けず」宮沢賢治」。

定型的に決められた音楽の形式がある

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a1 12小節、ブルース形式 12小節で C調、コードネームで書くと
      CFCC FFCC GFCC (コードは4拍)
a2 16小節 ブルース形式 同様に、 C調  CFCC CFCC FFCC GFCC
a3 カノン形式  C調   CCGG AmAmEmEm FFCC  FFG7G7 

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  『雨にも負けず』   宮沢賢治 

雨にも負けず 風にも負けず 雪にも 夏の暑さにも負けぬ
丈夫な体をもち 慾はなく 決して怒らず いつも 静かに笑っている

一日に 玄米四合と 味噌と 少しの野菜を食べ あらゆることを 自分を勘定に入れずに
よく 見聞きし 分かり そして 忘れず
野原の 松の林の 陰の 小さな 萱ぶきの 小屋にいて
東に病気の子供あれば 行って 看病してやり 西に疲れた母あれば 行って その稲の束を負い

南に死にそうな人あれば 行って 怖がらなくてもいいと言い 北に喧嘩や訴訟があれば、
つまらないから やめろと言い

日照りの時は 涙を流し 寒さの夏は おろおろ歩き
みんなに 木偶坊(でくのぼう)と呼ばれ 褒(ほ)められもせず 苦にもされず
そういうものに 私はなりたい

 定型のコードで、何回繰り返しますか? 区切りの位置が大事です。
 3回 から、 5回繰り返すと、歌えるでしょう。
    それを、録音して聞くことでよいメロディーが記憶に残ります。 耳に残るメロディーがいいメロ。

自己判断のヒント

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 b1 自分の好きな歌手の唄と比較してみる
 b2 始まりの音程と終りの音程を、よく聞いて見る。
    ドミソのひとつで歌いだし、どFら で終わると感動しない。