命の平均値は自明である。あるがままのこの世、今、生きている人間や動植物そのまま、個別にとなるとともかく平均としては常に明らかである。
人間含め、動植物一般は、個としては有限の寿命を持つ炭素有機体でできている。なぜか?これらが個ではなく種としての存在だからである。
生物世界には目的がある。それは進化である。この世の生物が進化するように、あの世が仮にあるならあの世の法則も進化するだろう。アリストテレス的な、世界全体を包括する目的論が望まれるのである。